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皮膚腫瘍(悪性、良性を含む)

皮膚腫瘍にはさまざまな種類があります。

良性腫瘍では、色素細胞母斑(通常ほくろ)アクロコルドン表皮のう胞などがあり、悪性腫瘍では基底細胞癌、悪性黒色腫、有棘細胞癌などがあります。

方に出来た巨大な皮膚腫瘍
肩に出来た巨大な脂肪腫
取り出された皮膚腫瘍
取り出された脂肪腫

良性腫瘍のものがほとんどですが、年間数人悪性腫瘍を当院でも見ます。
短い時間で大きくなってきた場合や出血したり、色が変わってきた場合には注意が必要です。
判断が難しい場合には診察にいらしてください。

ダーモスコピーや視診で判断することができます。診察してもわからない場合には、その日のうちにも切除できます。お気軽にご相談下さい。切除したものは病理検査に提出して、悪性良性の判断をお願いしております。

以下に手術の際に必要な同意書を添付します。ご自由に印刷して、持ってきてください。

傷跡について

当院では保険診療にて手術をおこなっております。

手術の適応は

第一
悪性腫瘍
例)悪性黒色腫、基底細胞癌、扁平上皮癌、腺癌

第二
悪性の可能性があるもの
例)ダーモスコープ所見、肉眼所見より悪性が疑われもの。

将来悪性腫瘍が出現する可能性があるもの
例)脂腺母斑、熱傷の深いもの

第三
炎症を起こしてしまう可能性が高い嚢腫(袋状のもの)瘻孔(トンネル上のもの)
例)粉瘤、耳前瘻孔など

第四
社会的に他人に影響を及ぼし、社会生活を営むことを支障が来す恐れがある疾患
例)腋臭症(わきが)など

です。

手術をすると必ず傷跡は残ります。
その程度は軽度のものから重度のものまであります。
手術はいつも同じようになるべく傷を残さないようにおこなっていますが、
手術を受ける人の体質、年齢、手術部位によって手術痕はちがってきます。

手術後赤みはしばらくのこりますが、長いと1年ほど続くことがあります。
また手術場所によってはわずかに陥凹することもあります。手術場所も頭部、顔面が一番目立ちにくく、躯幹、四肢の順に目立つようになります。

下の写真はヒロクリニック皮膚科・形成外科院長の左頬の傷跡です。
平成6年に長径1cmほどの粉瘤の切除を慶応大学形成学教室の中堅の先生に切除してもらいました。
現在、わずかに陥没しており、軽度の赤みがあります。また切開線に対してすこし幅の広い傷になっています。外来で患者さんにこのようになる可能性がありますよ、と説明していますが、気にならない方がほとんどです。

傷跡について

外来に診察にいらしたら、お見せすることができますのでご自身の目で確認してください。

過度に神経質な方、絶対に手術痕がついたら困る方は手術をお受けしておりません。

手術をすれば手術痕は必ずのこります。

ただし、目立ちにくくなるように手術は心がけておこなっております。

ご了解ください。

同意書はこちらです。

 

明らかに悪性でなく3mm大までのものであれば、炭酸ガスレーザーにて治療することも可能です。
炭酸ガスレーザーは健康保険の対象外です。多くのレーザーは健康保険の対象でありません。炭酸ガスレーザーはすべての疾患で保険対象外です。(全国共通です)

手術時の注意事項は以下のとおりです。

※血圧や血液サラサラの薬を内服してる方、麻酔で気分が悪くなったことがある方は事前に申し出てください。

【当日】

  • 当日患部は濡らさないようにして下さい。
  • 抗生物質が3日分(毎食後)、鎮痛剤が3回分出ますので、指示通り内服をお願いします。

【術後1日目〜術後7〜14日程度】

  • 基本的には翌日診察にきていただき、傷の状態を見させていただきます。
    (翌日が休診日の場合は翌々日)
  • 傷に問題がなければ、翌日から傷も濡らすことが可能となり、シャワーも浴びられます。
  • 翌日以降、ご自宅で消毒を毎日風呂上りにお願いします。
  • 自宅にあるマキロンなどの消毒薬で消毒し、ガーゼで保護をして下さい。

【抜糸後】

  • 傷を綺麗に治すために、茶色の紙テープで傷の上に貼って下さい。(術後1ヶ月位)
  • 赤みをとる軟膏(エキザルベ)が処方された場合には、テープを貼った上から軟膏を塗って下さい。